「GS美神 極楽大作戦!!」 第8巻 (2) 懐かしマンガレビュー

謎の？ヒーロー、ヨコシマン。
美神にいいように使われて・・・？

GS(ゴーストスイーパー)美神極楽大作戦!! (8) (少年サンデーコミックス)

• 作者: 椎名 高志
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 1993/07
• メディア: 新書

リポート3　超神合体ヨコシマン!!　（その1）

首都高荒らしを退治に来た美神たちだったが、横島が瀕死の重傷を・・・

首都高荒らしの韋駄天九兵衛を愛車コブラで追う美神たち。
気がつくと、後ろからも、同じように走ってくる何者かが。
すると、前を走っていた首都高荒らしが突然美神の車の横へ来たかと思うと、なんと、横島を掴んで後ろの一体めがけて投げ飛ばしてしまった。
250km/h以上で走る車から投げ飛ばされた横島の命は・・・

瀕死の人間に乗り移る変身ヒーローのお約束を再現。
なんだけど、やっぱりおもしろい。

というわけで、横島が瀕死の目にあう話としては最初かな？
そのたびに美神の反応が見どころなんだけど、今回もマジメに必死です。
とくに投げ飛ばされた直後に横島の名前を叫ぶところがいい。
相手を追いかけるのもやめて横島のもとへ急ぎます。

ところで、最後、ヨコシマンに抱きとめられた美神の顔が赤いですな。
この瞬間は、まだ横島に善玉の韋駄天八兵衛が乗り移ってることは知らなかったはずなのに。


☆今回のギャラ

　「おかげでまたビルの除霊なんていうセコいいつもの仕事よ。バブル景気の頃はこんな仕事でもボロかったなあ・・・」

首都高荒らしに逃げられた美神。
あわや死ぬところだった横島に「あんたのせい」だとのたまわります。


★今回の恥ずかしがりや

　「ひとこと「無事でよかった」と言えんのか、あんたはっ!!」

美神が素直な面を見せるにはまだまだ時間がかかるのでした。
って、連載時には本当に何年もかかってるし。


リポート4　超神合体ヨコシマン!!　（その2）

美神の危機を救った、見た目横島そのものの男は、ヨコシマ星からきたヨコシマンだと名乗る。
しかし善玉の韋駄天が横島に乗り移っているとあっさり見破る美神。
そして、横島には、ヨコシマンに変身時の記憶がないと知った美神は・・・

というわけで、正義の韋駄天のマジメさを利用しはじめる美神。
もちろん、楽して稼ごうという魂胆。


☆今回のギャラ

　「それはそれ。それまでは楽して稼げそーじゃない!」


★今回のツーカー

　「イケイケクソ女!」
　「なんですってこのクソガキっ!!」

悪口にすぐ反応する美神だということをよく知っている横島。
そして横島の言葉にはすぐムキになる美神でした。

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