「GS美神 極楽大作戦!!」 第10巻 (1) 懐かしマンガレビュー

運も実力のうちなのか、あと1試合で合格というところまでたどりついた横島。
一方、メドーサ自身も会場に姿を現し、小竜姫と一触即発状態に。
そしてついに、横島と、メドーサの送り込んだ人間との対決が。
小竜姫の力を得たバンダナとともに戦う横島の煩悩パワーがついに開花?
GS資格試験がますます白熱の第10巻。
表紙アイテムは神通扇、初めて横島が美神の前に。

GS(ゴーストスイーパー)美神極楽大作戦!! (10) (少年サンデーコミックス)

• 作者: 椎名 高志
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 1993/12
• メディア: 新書

リポート1　誰が為に鐘は鳴る!!　（その4）

カオスの失格で1回戦を勝ち上がった横島はダメモトで2日目の試験に挑む。
あと1試合勝てばGS資格取得となる次の試合の相手はくのいちの九能市氷雅。
相手が若い女ということで俄然やる気?を出す横島だが、何と相手は霊刀を持っていた・・・

冒頭、冷静に分析して弱気になる横島を力づけるおキヌ・・・と思いきや。
「お・・・おキヌちゃん!　俺が勝つと信じてるのか・・・!?」
「え?」
で、暴れる横島。
このテンポがおもしろい。

2試合目の相手の九能市氷雅は、別短編作品のキャラをもとにしてる。
知らなくても十分おもしろいけどね。

そして氷雅の居合いをかわす横島。
小竜姫の剣をかわせるくらいだからね。
とにかく逃げる・かわすは得意の横島。

今回の扉絵はコミックス7巻の表紙をパロったもの。
連載時にはGS横島極楽大作戦のタイトルが入ってたらしいです。
そんなことが確かにあったような気がする。


★今回の見守る人

　「ま、なるよーになるから・・・」

2試合目を前に一喜一憂の横島を見ての美神の言葉。
優しげな表情です。



リポート2　誰が為に鐘は鳴る!!　（その5）

相手の霊刀に恐れをなしてギブアップしようとするが、相手の術で「ギブアップ」を言えなくなってしまった横島。
いよいよピンチに陥った瞬間、何とバンダナの眼が開いて横島に助言を。
小竜姫の気を授かったバンダナの指示で相手の剣をかわしていく。
そしてついに霊刀を白羽どりで封じるが・・・

美神もほしがる、名セリフ連発で隠れた人気キャラ?のバンダナが登場。
「左にハダカのねーちゃん!!」
「鼻でフンフン言いながらくるくる回るのだ!!」

今回再び「のっぴょっぴょーん」が窮地を救う。
で、最後はやっぱり煩悩全開での霊波放射。
実際なるよーになったわけで。

横島がピンチになる度に息をのむ美神。
そして横島が勝った瞬間の美神の、とっても嬉しそうでそれでいて優しげな笑顔がたまりません。
何度も書いてるけど、やっぱり姉と弟のような、この時期の2人。


★今回のすぐ調子に乗る人

　「圧倒的優位に立った以上、こやつはもはや単なるえっちなねーちゃんにすぎん!!」

ついさっきまでギブアップしよーとしてた人。

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