懐かしマンガレビュー 「GS美神 極楽大作戦!!」 なぜ今、全話レビュー？

「GS(ゴーストスイーパー)美神　極楽大作戦!!」

　　作者：椎名高志
　　掲載：週刊少年サンデー　（1991年～1999年）



今頃なんでこんな昔のマンガを、と自分でも思うが、久しぶりに読み始めたらとまらなくなった。

思えば、このマンガが始まったのは今から19年も前。


まだインターネットというものは存在しないも同然だった。
それが、連載が終了する1999年には、完全に認知され社会に浸透するまでになった。

ちょうど90年代半ばが自分の生活にとって節目だったこともあって、インターネットの存在の有無が、自分の中の感覚的な「昔」と「最近」の境目の役割を果たしている。
そういう意味でこのマンガは、「昔」始まって「最近」終ったマンガ、ということになる。

最近（この最近は文字通りの意味）ふとしたきっかけで、このマンガについて、連載時にリアルタイムでWEBでも盛り上がっていたことを知って驚いた。
　「こんな「最近」までやってたっけ？」
1999年という「最近」まで連載していた、ということはすっかり忘れていて、「昔」のマンガというイメージしか残っていなかった。

で、ちょっといくつかのサイトを覗くと、結構知らないエピソードが多い。
というか、ほとんど忘れてる。
連載時は相当好きなマンガだったはずなのに、中盤以降、いわゆるアシュタロス編などは、全く覚えてなかった。
「バナナの皮はなんとなく思い出した」「ルシオラって誰？」っていうレベル。
おキヌが蘇るエピソードもしかり。
当時のサンデー本誌で読んでてそれっきり、コミックスも読んでなかったから、しょうがないとえばしょうがないけれど。

それで、ちょっと久しぶりに読んでみようと思ったのがひと月ほど前。
読んでみると、やっぱり、とにかく「面白い」のひとこと。
WEBで大いに話題になった件の話や、美神と横島の関係の描かれ方など、あらためて思うこともあったけど、
まずは何よりこの面白さを記録しておきたいと思い、全話レビューに挑戦してしまったという次第。

三日坊主には自信があるので、どこまで続くか・・・

タグ：コミック レビュー GS美神