懐かしマンガレビュー 「GS美神 極楽大作戦!!」 第3巻 (3) [GS美神]
前巻に続いてエミ、ピートが初登場。
主要キャラ全員集合の地中海編に、おキヌにスポットがあたるクリスマス編など、いよいよ「GS美神」の世界が広がってきた、第3巻。
もちろん、美神&横島もハイテンションで暴れまくる!
リポート7 極楽愚連隊、西へ!! (その2)
唐巣のいる地中海の小島へ向かう飛行機の中でエミ、冥子、カオスといっしょになった美神たち。
ところが、飛行機が突然コウモリの大群に襲われ、海上へ墜落。
ま、そこはGS、何事もなかったかのように(むしろひとネタ交えて)目的地へ上陸する。
その途上、ピートから今回の話の詳細を聞けば、よみがった最強の吸血鬼を倒すのだという。
いざ上陸してみると、住民の姿が見えず、唐巣の行方も・・・という話。
とはいえ、やはりこのマンガ、その後の夕食は「キャンプみたい~」に楽しく。
横島がエミにボコボコにされますが、美神以外にここまでされるのは珍しいかも?
おキヌが「あれっ うごかないよ」とつぶやいてます。
★今回の海賊行為
「というわけでこの船は徴発します!」
墜落後、横島の「あー死ぬかと思った」を全員でやった美神たち。
そんな権限ありませんがな・・・
リポート8 極楽愚連隊、西へ!! (その3)
ピートへの色仕掛けを目論んだエミだが、吸血鬼にかまれてしまう。
そして吸血鬼と化したエミが横島を襲い、横島も同志と化す。
エミと横島は、美神たちの宿舎を襲うが、美神らは無事だった唐巣の手引きで脱出。
一方、エミを襲ったピートそっくりの吸血鬼こそ、ピートの父親で最強の吸血鬼ブラドーだった・・・という話
神通棍を常に携帯してる感じがこのころから出てきてる。
気を失った冥子を抱き抱えるカオス。
何気なく「仲間入り」して、いいキャラになっている?
もっとも、冥子の気絶の原因はカオスの「変態」行為なのだが。
☆今回のギャラ
「ギャラさえもらえりゃー誰の依頼だろーが何が相手だろーがぶっつぶす!!」
★今回のいつもと同じ
「そーいうわけですんで、ぼかーぼかーもうっ・・・!! 血を吸わせてーっ!!」
「どっちみち大してかわらんな、こやつは」
リポート9 極楽愚連隊、西へ!! (その4)
世界中の支配を目論むブラドーだが、実はその「世界」認識は13世紀どまりという、このマンガらしく間抜けなキャラだった。
しかしエミも横島も、吸血鬼の魔力のせいで逆らえない。
しかし、そこに美神たちの方から現れて、ついに決戦?へと・・・という話。
で、結局、ピートとブラドーがお互い噛み合って、先に噛んだ者勝ち、というやはりこのマンガらしい、理にかなった間抜けな勝負の付け方で、ピートが勝つのでした。
ようやくもとに戻った横島だが、いいわけもむなしく、美神に往復ビンタをくらう。
もー、美神さん、横島クンが自分に襲いかかってきたのがそんなに気に入らないんですか?
仲がいいようにしか見えませんよ。
というわけで、4週続いたブラドー編、終了。
★今回の手加減というものを知らない人
「横島さん 死んじゃったんじゃないですか?」
「ちょ・・・ちょっと今のはキツかったかしらね。フルパワーでしばいちゃった・・・」
いくら吸血鬼になってパワーアップしているとはいえ・・・
これもある意味条件反射なんだろうか。
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