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「GS美神 極楽大作戦!!」 第14巻 (4) 懐かしマンガレビュー [GS美神]

土壇場であのドクター・カオスがまさかの大活躍。
一気に反撃する美神たちに逆に追いつめられるメドーサ。
香港編もいよいよクライマックスに突入。

GS(ゴーストスイーパー)美神極楽大作戦!! (14) (少年サンデーコミックス)

GS(ゴーストスイーパー)美神極楽大作戦!! (14) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 椎名 高志
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: コミック


リポート7 香港編<14> 形勢逆転!!

メドーサと勘九郎の強さの前になすすべがなくなったかに思えた美神たちだったが、ドクター・カオスが風水盤の逆操作にとりかかる。
その時間を稼ぐべく、メドーサと勘九郎に対し必死の抵抗をする美神たち・・・

前回でGSチームと言っておきながら、実はGS試験に落ちてるカオスが活躍する。
今までボケてる話しかなかったカオスだけど、今回は面目躍如。
まあ、今回もちゃんとボケをいれてからだけど。
「こ・・・こーゆー時は基本に戻って計算の再チェックじゃ・・・ えーと、1のかたまりが10コ集まって10のかたまりに・・・・・・」
「そこまで戻るなー!!」
香港に現れたときに「あいつ役に立つの?」と言われてたのはこの伏線ってことか。

そして今回は横島の得意な戦法がヒット。
「チョウのよーに舞い・・・!! ゴキブリのよーに逃げる!!」
「・・・と見せかけて ハチのよーに刺ーす!! で、ゴキブリのよーに逃げーる!!」
サイコー。


★今回の重装備

 「エルボー・バズーカ!!」
 「クレイモアキーック!!」

必殺技は声に出して言うのが決まり。
物理攻撃ができるマリアの存在は話の中でもアクセントになる。
この後も、結構活躍する場面多い。



リポート8 香港編<15> チェックメイト!!

ドクター・カオスによる風水盤の逆操作が成功し、一気に清められていく世界。
パワーがみるみる落ちていき焦るメドーサ。
しかし、メドーサは冷静さを取り戻すと、勘九郎を残して逃げ去っていく。
残った勘九郎は、巨大な火角結界をつくりだし、美神たちを道連れにしようとする。
結界を消滅させるためには、勘九郎を殺すしかない・・・

今回の結界は巨大な分、時間もこれまでになく長い。
横島のボケもそれに対応。
「・・・15分あれば十分・・・!!」

その間にピートが連れて逃げられるのは2人だけ。
即座に、横島と冥子を連れて逃げろと指示する美神。
いちばん「覚悟」のできてないであろう2人を、ということ。
それと、ここまでよく頑張った横島を、これ以上危険な目に合わせたくないという気持ちもあるはず。
一方、自分を思いやる美神の気持ちと、ここまで来て美神のそばにいられないことに複雑な思いの横島。
死にたくないが、連れて行ってもらえない悔しさもあり・・・。
この辺の2人の感情の機微も今回の見どころ。


★今回の演技派

 「心配いらないわ、すぐに戻るから! じゃあね!」

絶対の自信なのか、横島に素直に逃げてもらうための演技なのか・・・。
ここは後者だと思いたい。


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