「GS美神 極楽大作戦!!」 第15巻 (5) 懐かしマンガレビュー [GS美神]
ただ山奥で静かな暮らしをしたいだけの化猫の親子を不憫に思う横島。
義理と人情の間で揺れる横島がついに美神と対決?。
リポート9 はるかなる猫の呼び声!! (その2)
母子の正体は、やはり今回の依頼で退治するべき化猫だった。
美神のもとへ忍びこんだ際に聞いた会話から、横島が自分たちを退治に来た人間の仲間だと知る母親。
しかし、自分の子どもと仲良く遊ぶ姿から横島の優しさを感じ、助けを求める。
一方、事情を知らない美神は、化猫退治をするために山中を捜索し始める。
今はただ静かな暮らしをしたいだけの母子を退治することに疑問を感じた横島は、母子を見逃そうと、それとなく美神を説得しようとする。
そんな横島を怪しいとにらんだ美神は横島の後をつける・・・
さて、横島の人の好さ、正直さがかなり前面に出てきてる話。
まあ、そもそも煩悩の固まりってことは、自分に正直だからっていうこともできるし。
赤の他人ならともかく、少しでも縁のできた人は放っておけないという横島の性格は、後の小鳩やルシオラとのやりとりでもでてくる。
★今回のちょっと成長した?人
「欲情して損した欲情して損したーっ!!」
人魚の時は人魚であることはともかく「子連れ」ということにショックを受けてたけど。
リポート10 はるかなる猫の呼び声!! (その3)>
早く逃げようと親子のもとへ戻ってきた横島だが、美神に後をつけられていた。
すぐさま母親に攻撃をしかける美神だったが、その前に立ちふさがったのはなんと横島だった。
サイキック猫だましで美神の不意を突き、親子とともに逃げる横島だが、ついに美神に見つかってしまう。
親子を守るため思わず美神に挑みかかる横島・・・
このエピソードの最終回は、美神と横島のツーカー描写が盛りだくさん。
東京に戻れんかもとちょっと後悔する横島。
「あの美神さんが笑ってすますわけないよな~」
(あのバカ、私が笑ってすますなんて思うんじゃないわよ!)
自分の前に立ちふさがった横島を思い出す美神。
(横島のヤツ、操られてるって顔じゃなかったわね。 何かワケありか・・・)
逃げる途中に罠をしかける横島とそれをあっさり見破る美神。
「歩幅も反応も全部読める!! 俺の計算は完璧のはずだっ!!」
「甘い!! 横島クンのパターンなんか全部お見通しよ!」
それでも、最初の落とし穴にははまっちゃった美神さんですが。
そして、化猫よりも敏感に美神の殺気を感じとる横島。
「いやっ!! 美神さんに関しては俺のカンはまちがいないっ!!」
で、最後は、横島に負けたふりをした美神を見て、ようやく美神の考えを察知する横島。
やはり美神の方が一枚も二枚も上手。
「横島め~ 私だって鬼じゃないのよ! あんなの見ちゃったあとで退治なんてできるわけないでしょ!!」
起き上がるときに足があぐらかいてるのが美神らしい。
さて、今回はエポックメイキングな場面がふたつ。
ひとつは言うまでもなく、横島が美神に戦いを挑んだこと。
横島が自分の力を自覚してきたことの表れ。
まさかもう一度戦いがあるとはね・・・しかもあんな形で。
もうひとつは・・・
「あの」美神が億単位のギャラを捨てたこと。
美神がずっと「ひとり」でGSをしていたらこうはならないはず。
横島やおキヌという「仲間」との時間が美神をかえていったと言えるような流れが、この作品には確かにあるように思う。
★今回の師匠の心、弟子知らず
「強いっ・・・!! は・・・はじめて本気でやりあっちゃったけど・・・ お・・・俺はなんてことを・・・」
「「本気で」・・・・・・? この・・・バカたれー!!」
事情を察知した美神の演技をこの時点では認識できてない横島でした。
でも、「バカたれ」って言葉に美神の愛情を感じるなあ。
義理と人情の間で揺れる横島がついに美神と対決?。
GS(ゴーストスイーパー)美神極楽大作戦!! (15) (少年サンデーコミックス)
- 作者: 椎名 高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/01
- メディア: コミック
リポート9 はるかなる猫の呼び声!! (その2)
母子の正体は、やはり今回の依頼で退治するべき化猫だった。
美神のもとへ忍びこんだ際に聞いた会話から、横島が自分たちを退治に来た人間の仲間だと知る母親。
しかし、自分の子どもと仲良く遊ぶ姿から横島の優しさを感じ、助けを求める。
一方、事情を知らない美神は、化猫退治をするために山中を捜索し始める。
今はただ静かな暮らしをしたいだけの母子を退治することに疑問を感じた横島は、母子を見逃そうと、それとなく美神を説得しようとする。
そんな横島を怪しいとにらんだ美神は横島の後をつける・・・
さて、横島の人の好さ、正直さがかなり前面に出てきてる話。
まあ、そもそも煩悩の固まりってことは、自分に正直だからっていうこともできるし。
赤の他人ならともかく、少しでも縁のできた人は放っておけないという横島の性格は、後の小鳩やルシオラとのやりとりでもでてくる。
★今回のちょっと成長した?人
「欲情して損した欲情して損したーっ!!」
人魚の時は人魚であることはともかく「子連れ」ということにショックを受けてたけど。
リポート10 はるかなる猫の呼び声!! (その3)>
早く逃げようと親子のもとへ戻ってきた横島だが、美神に後をつけられていた。
すぐさま母親に攻撃をしかける美神だったが、その前に立ちふさがったのはなんと横島だった。
サイキック猫だましで美神の不意を突き、親子とともに逃げる横島だが、ついに美神に見つかってしまう。
親子を守るため思わず美神に挑みかかる横島・・・
このエピソードの最終回は、美神と横島のツーカー描写が盛りだくさん。
東京に戻れんかもとちょっと後悔する横島。
「あの美神さんが笑ってすますわけないよな~」
(あのバカ、私が笑ってすますなんて思うんじゃないわよ!)
自分の前に立ちふさがった横島を思い出す美神。
(横島のヤツ、操られてるって顔じゃなかったわね。 何かワケありか・・・)
逃げる途中に罠をしかける横島とそれをあっさり見破る美神。
「歩幅も反応も全部読める!! 俺の計算は完璧のはずだっ!!」
「甘い!! 横島クンのパターンなんか全部お見通しよ!」
それでも、最初の落とし穴にははまっちゃった美神さんですが。
そして、化猫よりも敏感に美神の殺気を感じとる横島。
「いやっ!! 美神さんに関しては俺のカンはまちがいないっ!!」
で、最後は、横島に負けたふりをした美神を見て、ようやく美神の考えを察知する横島。
やはり美神の方が一枚も二枚も上手。
「横島め~ 私だって鬼じゃないのよ! あんなの見ちゃったあとで退治なんてできるわけないでしょ!!」
起き上がるときに足があぐらかいてるのが美神らしい。
さて、今回はエポックメイキングな場面がふたつ。
ひとつは言うまでもなく、横島が美神に戦いを挑んだこと。
横島が自分の力を自覚してきたことの表れ。
まさかもう一度戦いがあるとはね・・・しかもあんな形で。
もうひとつは・・・
「あの」美神が億単位のギャラを捨てたこと。
美神がずっと「ひとり」でGSをしていたらこうはならないはず。
横島やおキヌという「仲間」との時間が美神をかえていったと言えるような流れが、この作品には確かにあるように思う。
★今回の師匠の心、弟子知らず
「強いっ・・・!! は・・・はじめて本気でやりあっちゃったけど・・・ お・・・俺はなんてことを・・・」
「「本気で」・・・・・・? この・・・バカたれー!!」
事情を察知した美神の演技をこの時点では認識できてない横島でした。
でも、「バカたれ」って言葉に美神の愛情を感じるなあ。
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